おっさん、FF14をやり直してみる 3 ~週末の回想録 サブクエ編 ウルダハ周辺~
ウルダハ及び、序盤で行ける中央および西ザナラーンのサブクエストをやってきた。
(FATE巡りも面白そうだな、とか浮気心が‥‥。ギラバニア湖畔のトール・マウンテンのFATE説明文には笑ってしまったよ。あの壮大なサウンドと共に発生してあの文章‥‥(笑)。トール・マウンテンさんに謝れ)
グゥレイト! ってFATEタイトルで、ディアッカって名前の敵とか‥‥。
ウルダハ編
個人的には、おって思うようなクエは少なかったかな。
一つ上げるとしたら、ナル・ザル財団前にいたヒヒトというララフェル女性のクエかな。
商人組合の婦人会で見栄張るため、そして財団への毎月の寄付の為に金が要る。
その金をコロセウムの事務方として働く夫がしょっちゅう徹夜して稼いでいる、って話だった。
‥‥まあ、婦人会の見栄は置いておく。夫が自身を恐妻家と称し、仕事の手伝いを泣きついて頼んできたことも、上司が同情して賃金アップを検討していたことも置いておく。
やっぱウルダハといえばナル・ザル神だね。そしてその信仰をダシにして金を集める財団。一般市民の生活脅かす献金ってどうよ。上述夫の上司も言っていたけど、信徒が「ザル神の元に召されてしまう」ぞ。
ウルダハは並みの商人以上に財団も力を持っているのがわかるクエではあった。たしか砂蠍衆の一人に神職者いたし。…つかこれ、蠍(さそり)って字なのか。
あと、クエではないけど冒険者ギルドの顔役モモディさんについて。
「何かあれば相談にのるわよ。
でも人生相談はお断り。
‥‥恋愛相談なら乗ってもいいわよ」
ってセリフ。配達モーグリのクエをこなすと、その背景がわかるセリフだった。
こういう、進行とは関係ないけど世界観やNPCのことを掘り下げるクエっていいよね。
‥‥こういう場でそれを記したらやっぱネタバレになるのだろうか?
それとも、自分ではいちいちやりたくないから書いて! てなるのだろうか?
興味がある人は配達モーグリのクエやってみてほしい。たしかリムサ・ロミンサのエーテライトの側にいたはず(レベル50のクエ)。
他の顔役や、散髪士とかのこともよくわかるよ。
西ザナラーン
シルバーバザール周辺のクエをやってみた。
かつては小型船が停泊して、その荷によって人が集まり栄えていたシルバーバザー。
しかし、大型船が登場し、それが停泊できる広さではなかったため廃れた村だった。
そして近くの、大地をがっこんがっこん叩いてるでかいハンマーみたいなの(杭打ち塔というらしい)、あれで地盤を固め、あの一帯を高級住宅街にするという計画が進んでいると。過去の栄光にすがってその計画に非協力的な者もいるとか。
‥‥あのがっこんがっこん、そのためのものだったのか。
中央ザナラーン
前少し話しちゃった王立ナナモ菜園は省略。
ロストホープという、貧民と、二人の銅刃団員がいる集落。
二人の銅刃団員はかなり善人っぽい。話しぶりからしても、善人なのが災いして左遷されたようだ。それでも、悪の資金源を抑えたいと依頼を出す団員。やっぱいい人。
‥‥最後ぼそっと悪事の旨みに心惹かれていたみたいだけど。
勤め先が不正を働いているのを知った時、それを黙認するか、加担するか、あるいは糾弾するか。僕だったら黙認しちゃうだろうな。加担は絶対できない。モラル面でも精神面でも。糾弾なんてすれば、それこそこの二人のようになるだろうし‥‥。
生きにくいね、ゲームの世界も、リアルも。
ロストホープで、母を養うためにも鉱山員として働きたいという男。代わりにブラックラッシュ停留所の大きな建物、製錬所へ赴く。‥‥これ、製錬所なんだ。
そこで、べリンゲルという職員に話すと快諾を得られる。
けど、彼はこんなセリフを言っていた。
「流民はタダ同然の使い捨て」
使い捨てかぁ‥‥。ロストホープの男のような人々はこうやって擦り切れていくんだろうなぁ。男が死んだら、その母は結局‥‥とか思ってしまう。
さらにべリンゲル曰く、
「彼の掘り出した一粒の鉱石が、一生かかっても稼げない宝石になる。なんとも世の中残酷ですね」
とのこと。こう考えがいたり、相手への配慮を行動に移せる商人が多ければ、貧民の中に救われる人は増えるのだろうに。けど大半はそんなことを思う事は無い。思わないからこそ豪商になれるのかもしれない。
…けど、あえてそれを行って成功を得る大豪商が、『あの人』なんだろうな。
ギャグ路線でもシリアスでも活きるあのキャラ、とても素敵です。