hakubisinsの日記

30代、人として底辺なおっさんの後悔やら思ったこと等

作品への声優の補正効果はでかいとおもう

 

最近youtubeで、外人さんのアニメやゲームのリアクション集をよく見る。

その中に、FF14を題材にしている動画もあった。

水晶公のあのシーンや、エリディブスのあのシーン等で号泣する姿を見て、ああ、ツボは外人さんも同じなんだなぁって思った。

 

そんな中、気になった点がある。

声優である。

母国語ではないからかもしれないけど、外人の声優がマッチしていない気がする。

みんな似たり寄ったりな声に聞こえるし個性も感情も感じられない。

水晶公を止めようとするアリゼーを止めようとするウリエンジュの声。急にふがふが声になって、なんじゃこりゃって思った。

それと比較し、日本の声優の声は、ほんとうに技なんだなぁって実感した。皆個性が出ていて、その声色にキャラクターの心情が感じ取れる。

水晶公のフードが外れた後、同じ声なのに完全に水晶公ではなくある青年になっていた。

エリディブスは戦闘後、記憶の一部が戻ったんだなってのが声で感じられた。昔に思いを馳せ、喪ったものへの想いが声に滲む。エリディブスの想いが胸に響いた。声が同じなのに幼く聞こえるんだもんなぁ。

エメトセルクの気怠げな声。それが時には期待、怒り、決意が滲みだし、彼の想いが伝わってくる。巨大エレベータを皆で復旧させるシーンで、主人公にアーモロートの情景を語り、「思い出すはずもないか…」と呟くセリフ。諦観の中、微かな希望を持っているのかなって想像してしまう。思い出すはずない。けどもしかしたら思い出すかもしれないって。

ストーリーがよかったってのも当然あるけど、声優の熱演がさらに感動を引き出していると思う。FF14の、特に漆黒編で、30代おっさんである僕は何度も泣かされる羽目になった。

 

僕はあまり、日本のもので特別だ、すごいんだ、とか思う事はあまり無いんだけど、声優は本当に日本が一番だなって心底思う。

 

若本さんとか千葉さんみたいな、オンリーワンで印象的な声っていいよね。