心に残るゲーム ~エンダーリリィズ(ENDERLILIES)~
2023年2月にPS5を購入して以来、PS5ソフトを色々プレイした。
Wo Long
FF16
さすがにグラフィックきれいだったなぁ。ちょっと個人的にいまいちなゲームもあったけど、おかげさまで結構楽しいゲームライフを送っている。
この中で一番面白かったのはゴッドオブウォーかな。グラフィックが良いだけでなく、戦闘も面白く、けっこうやりこめるし、マジメな世界観な中、キャラ同士の会話が面白かった。
(生首ミーミルがクレイトスの腰の後ろ側にぶら下がっていることについての会話が特に好き)
メディアでも大々的に広告されていたっけ。
そんなメジャーなゲームの合間に一つ、プレイしたゲームがある。
あまり広告も出てなかったと思う。価格も手ごろ。なぜ購入、プレイしたのか覚えていない。だけどプレイしてしばらく経っても記憶に残る、やってよかったと思えるゲームがあった。
エンダーリリィズ、というゲーム。
2Dのアクションゲームで、例えるならロックマンとかあんな感じ。
グラフィックもサウンドも大したものでは無い。キャラにボイスもない。プレステ2でも十分再現できるレベルだったと思う。
けど面白かった。
エンディング迎えた後の余韻が残るゲームとなった。
胸にずんとしたものが残る、だけど心地よい感じ。
舞台はとある災厄で滅んでしまった国。
そこで目覚めた記憶喪失の少女が亡霊剣士と共に荒廃した世界を冒険するゲーム。
会話もほとんどなく、ゲーム全体で出てくる文章を合わせても30分あれば読みきれる程度の少なさ。
だけどそれで充分にその世界が語られていて、その中に引き込む魅力があった。
音楽は静かで寂寥としていて、人がいなくなり荒廃した世界観に合っていた。
今でもyoutubeのBGM集を聞くほど好きになれた音楽だった。
前、スクエニの決算に関する情報の中で、FF16の製作費が莫大だったって聞いたけど、このエンダーリリィズはどうなのだろう? 値段も安かったしきっと製作費は少なめなのではないだろうか。それでもこんな印象に残るゲームを作れるのだから、本当にすごいとおもう。
たしかにグラフィックもサウンドも大事だと思うけど、それ以外でも魅せることはできると思う。
逆に、グラフィックやサウンドに力を入れるだけのゲームは、僕はあまり好きになれないし、後々、「ああ、あのゲームはよかったなぁ」と回想することもない。
最近、エンダーリリィズの時期プロジェクトが始動したと聞いた。
また良いゲームを作ってくれたらいいなぁ。
‥‥人気タイトルのシリーズ作品。つまらない物を作るならいっそ出さない方がいいと思う(ぼそり)
好きなシリーズだからこそ、つまらないゲームだった時のショック、悲しみは大きくなり、その制作企業への不信へと繋がってしまうのだから。